公園緑地「身近な公園のリノベーション」への寄稿

一般社団法人「日本公園緑地協会」が発行している雑誌「公園緑地」第79巻2号が刊行されました。特集テーマは「身近な公園のリノベーション」です。私(柳井)も担当委員として全体構成に参加し、あわせて、論説「身近な公園のリノベーションを巡る論点」を寄稿しました。

『公園緑地』第79巻2号:身近な公園のリノベーション」の表紙

2017年に「公園緑地」の特集テーマとなった「人の集まる公園」では,特徴的で先進的な都市公園等が事例として取り上げられていますが、それらの多くは,その都市を代表しシンボルとなるような公園であり,大規模で先進的な官民連携のプロジェクトです。

その一方で,地域に暮らす様々な住民が,日常生活のごく身近な場面で利用する公園,例えば,住区基幹公園,児童遊園,団地内のプレイロット等の「身近な公園」には,どのような方向性を見いだすことができるのでしょうか。また,身近な公園は,地域コミュニティの利用を基盤としており,それ故の課題や可能性をどのように受け止めれば良いのでしょうか。

こうした問題意識に基づいて、身近な公園のリノベーションのとらえ方を示しています。

今号で紹介された多様な事例報告は、大変参考になりますが、それとあわせてご一読下さい。