ぷち・オアシス@柏駅東口デッキ
柏駅東口デッキに憩いの場所をつくるプロジェクトを2箇年にわたって進めました。2017年度は,(一財)柏市まちづくり公社および(一財)柏市みどりの基金の方々にサポートいただき,5日間ほど実際に憩いの場を設置しました。課題も多くありましたが,多くの市民の方々に利用していただき,一定の成果が得られたと考えています。新聞やテレビにも取り上げられたプロジェクトになりました。
背景
- 柏駅(JR・東武)は約380,000人/日の乗降客数があり,柏駅東口ダブルデッキは約80,000人/日もの多くの人々が往来している。また,ダブルデッキでは,これまでも,各種のイベント等が実施され,駅前の活性化や地域価値の向上に寄与してきました。
- しかし,ダブルデッキ上やその周辺は,全体として無機質で潤いに乏しく,なかでも,閉店後の「旧そごう柏店」付近のスペースは,人々が「通り過ぎるだけの場所」になっています。
- そこで,柏のまちでの買い物や食事を楽しまれている方々が「ほっと一息つける」,「心地よい時間を過ごせる」場所づくりを目指しました。
コンセプト
- 学生ならではの発想と力に基づいた「ぷち・オアシス」づくりをコンセプトに,「時間をつぶせる」,「ちょっとすわれる」,「誰かとしゃべれる」,「スマホをいじれる」にこだわりながら,「みどりと花」をアクセントに,創作ベンチなどを設置した「手づくり」の場所を提案しました。
- 柏駅東口ダブルデッキ初の試みとして,期間中の深夜早朝の一部の時間帯を除くすべての時間を,来訪者の利用に供する「半常設化」に取り組みました。
- 社会実験の一環として行動観察調査を併せて実施しました。
ぷち・オアシス設置状況
実施日時・場所
- 開催日時:2018年3月14日(水)~3月18日(日)9:00~20:00(14日(水)のみ13:00開始,18日(日)のみ18:00終了。荒天の場合は中止。)。
- なお,効果検証のため,「ぷち・オアシス」を設置していない3月13日(火)および3月19日(月)の同時間帯にも行動観察調査を実施しました。
- 開催場所:柏駅東口ダブルデッキAゾーン(JR常磐線・東武アーバンパークライン柏駅東口・旧そごう柏店付近)
主催・協賛等
- 主催:千葉大学園芸学部柳井研究室/共催:(一財)柏市まちづくり公社
- 協賛:(一財)柏市みどりの基金
メディア
- 読売新聞(2018.03.14),東京新聞(2018.03.15),朝日新聞(2018.03.15),千葉日報(22018.03.16)
- 千葉テレビ
関連するトピック